【ディル】
学名:Anethum graveolens
セリ科
一年草
別名:イノンド
【名前の由来】
「なだめる、穏やかにする」という意味の「dilla」に由来します。
【商品情報】
ディルは0.6〜0.8mになる一年草です。地中海沿岸 西アジアが原産です。葉は成長すると、長さ10-20cm、幅1-2mmほどとなります。花は白か黄色で、2-9cmほどの小さな繖形花序をつくります。幹は細い茎には細かく裂開した柔らかな葉が互生します。初夏になると、黄色い小花がパラソルを広げたような姿にまとまって咲きます。茎葉やタネを香辛料やハーブとして利用します。タネをまいて育てます。適期は春3〜5月、秋9〜10月です。秋にまいた方が花が咲くまでの期間が長く、株も大きくなり葉の収穫も長くできます。植え替えを嫌うので、鉢やプランター、庭に直接タネをまきます。30cm間隔で4〜5粒ずつまとめてまいて、間引きながら育てます。
【育て方】
日当たりがよい場所で管理します。草丈が高くなり倒れやすいので支柱を立てるか、ぐらぐらしないように株元に土を盛ります。日当たりのよい場所で育てます。日陰だとあまりよく育ちません。やや湿り気味の土壌を好むので、土の表面が乾きかけたらたっぷりと水を与えます。
適地=全国
日照り=日向
樹形=草本
最終樹高=0.8m
施肥時期=3〜5月・9〜10月
剪定時期=
開花時期=5〜7月
果実=
用途=グランドカバーorハーブ
【その他】
ディルは真夏の高温期には乾きやすく、乾くとすぐに葉がしおれるので、こまめに水を与えましょう。
アゲハチョウが好んで卵を産み付けます。孵化した幼虫が葉を食べてしまうので見つけ次第、捕ってしまいましょう。