【カラタチ】(枸橘、枳殻)
読み：からたち
学名：Poncirus trifoliata
ミカン科カラタチ属
落葉低木
別名：キコク
【名前の由来】
カラタチバナを略したことから。
【商品情報】カラタチは3mになる落葉低木です。中国が原産です。葉は互生し3小葉の複葉です。花は5枚の花弁で白い花を咲かせます。幹は鋭いトゲがあります。刈り込んである程度形を自由に仕立てられます。その為、昔から侵入阻止や防犯目的の生垣として利用されてきました。日本で生産する柑橘類の殆どの木がカラタチに接ぎ木して栽培されています。台木にすることにより通常より短い年数で実を付ける木になる等の利点があります。果実は生食には適しませんが果実酒や果実を乾燥させたものは生薬として利用されています。
【育て方】
強い風の当たらない日当たり～半日陰の場所を好みます。丈夫な樹木の為、あまり手間がかかりません。日当たりの悪い場所では花付きが悪くなります。やせ地の場合は腐葉土などを土に混ぜ込んでおくと良いです。
適地＝北海道南部以南
日照り＝日向or半日陰
樹形＝自然系
最終樹高＝3m
施肥時期＝3月or9月
剪定時期＝12～2月
開花時期＝4～5月
果実＝10～11月
用途＝生垣
【その他】
カラタチは侵入阻止や柑橘類の台木として利用されています。全体に鋭いトゲがあります。
