【ヒカゲツツジ】(日陰躑躅)
学名:Rhododendron keiskei
ツツジ科ツツジ属
常緑低木
別名:サワテラシ
【名前の由来】
日陰に多く生えることに由来します。
【商品情報】ヒカゲツツジは1〜2mになる常緑低木です。日本固有種の植物です。葉は細長い楕円形で先が尖り、互生します。花はクリーム色、又は淡黄緑色です。幹は灰褐色です。関東以西の本州、四国及び九州に分布する日本固有のツツジです。山地の崖や岩の上に生育します。ヒカゲツツジと言いますが完全な日陰では育ちません。葉が一般的なツツジよりもやや肉厚で、小型のシャクナゲにも似ています。
【育て方】
土質はあまり選びませんが、日向または半日陰を好みます。湿気の多い場所を好み、乾燥することの多い環境では生育が難しいです。剪定は他のツツジと同様に、花の直後に行うが成長が遅いため、頻繁に手を入れる必要はありません。暑さが続くと葉が閉じることもあります。
適地=関東以西
日照り=半日陰
樹形=円形
最終樹高=2m
施肥時期=1〜2月
剪定時期=7月
開花時期=4〜5月
果実=
用途=庭木
【その他】
ヒカゲツツジは花が控え目であることや、黄色系統のツツジが珍しいことから、和風庭園などに利用されています。