【アオギリ】(青桐)
読み:あおぎり
学名:Firmiana simplex
アオイ科アオギリ属
落葉高木
別名:アオノキ
【名前の由来】
葉がキリに似ており、樹皮が緑色のまま太くなることから
【商品情報】
アオギリは15mになる落葉高木です。中国南部、東南アジア原産です。葉は互生で長柄があります。薄く卵型で掌状に浅く3〜5裂します。花は黄白色で枝先に大型の円錐花序を出します。花弁はありません。幹は緑色で小枝も太いです。葉の表面、葉枝には柔らかい毛があります。カカオの仲間で本来は亜熱帯に分布します。中国より渡来したものが野生化して日本にも自生しています。樹皮は緑色のまま太く成長しますが、年数が経つにつれ緑色が抜け、灰白色になります。
【育て方】
日当たりのよい場所が適していますが、半日陰でも育ちます。成長は早い品種です。ハマキムシがつきやすいので定期的に消毒を行います。剪定は落葉期に行います。萌芽力が強いので深く切りつめても大丈夫です。
適地=中部地方以南
日照り=日向or半日陰
樹形=
最終樹高=15〜20m
施肥時期=2月
剪定時期=11〜3月
開花時期=6〜7月
果実=10月
用途=庭木or街路樹
【その他】
アオギリは種子は昔から食用にされ、炒ったものをコーヒーの代用品とされていました。